My Alma Mater 母校ご紹介


GSAS, Columbia University コロンビア大学大学院

 (1993-2000)

Low Memorial Library: メインキャンパスの中心にある壮大な建物はコロンビア大学の象徴として知られていて、学生たちの憩いの場になっています。


コロンビア大学は1754年にキングズ・カレッジとして創立されました。ニューヨーク州で最初の大学であり、アメリカ全土でも5番目に古い歴史を誇るアイヴィーリーグの大学で、多くの大統領や政府の要人を輩出しています。大都会マンハッタンにあることを忘れるほど広大なキャンパスは、ため息が出るほど美しく、隅々まで手入れが行き届いています。コロンビア大学詳細はこちら

私が学んだコロンビア大学芸術科学大学院(Graduate School of Arts and Sciences)は、人文科学系の研究者のための大学院です。音楽部の母体は1896年に作曲家のエドワード・マクダウェルによって創設されており、アメリカの総合大学の音楽学部として最も古い歴史があります。バルトークやヴァレーズなど多くの著名な作曲家が所属し研究していたことでも知られています。コロンビア大学で長期間学び、学位取得したことは、私の人生に大きな影響を与えました。音楽学部詳細はこちら

Butler Library

勉強量の多さに圧倒された日々・・・

The Boston Conservatory  

ボストン音楽院 (1990-1993)

ボストン音楽院は私が作曲家として最初の一歩を踏み出した場所です。小規模な音楽大学ですが、1867年に創立されており、コンセルヴァトワール系としてはアメリカで一番古い歴史を持っています。シェーンベルクがアメリカに移住して最初に勤めた大学であるということを、師事していた作曲科の教授がこっそり教えてくれました。ボストン音楽院HPはこちら


バークリー音楽院に留学することになった夫と一緒に1990年夏に渡米し、私もバークリー音楽大学の隣にあるボストン音楽院作曲科に1991年1月に入学しました。すでに日本で音大ピアノ科を卒業していたため3年編入したものの、海外渡航すら初めてだった私たちは右も左もわからず四苦八苦。私は図書館で本を探すにも一苦労していました。英語についてはTOEFLは合格ラインをパスして受験しましたが、最初は授業で宿題が出ていることも気づかないほど、本物の「生きた英語」を理解する難しさにすぐに直面しました。最初の1年間は、毎日カセット・レコーダーで授業を録音して、夜中まで勉強し直す毎日でした。ですが、小規模な学校であるがゆえに先生方や職員の方々との距離が近く、手厚いサポートのおかげで、作曲科の最短必須在籍期間とされていた、5学期間で卒業することができました。

当時の思い出深い場所をご紹介します。
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